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MS社長交代:樋口新社長の売りは「愚直」

2008年2月29日 10時55分

「とにかく真面目」。4月1日付でマイクロソフト日本法人の代表執行役社長に就任する樋口泰行氏に対する周囲の評価はほぼ一貫している。米国でMBA(経営学修士)を取得、45歳で4000億円企業の社長に就任後、経営危機に陥っていたダイエーの経営再建を任されるといった華麗な経歴とは似合わない「泥臭さ」が信条だ。

1年間に3回しか外出しなかった

樋口氏は1957年生まれの50歳。兵庫県出身で、80年に大阪大学工学部を卒業後、松下電器産業に入社するなど、関西暮らしが長かった。松下時代は溶接技術者として町工場を駆け巡る日々。著書『「愚直」論』(ダイヤモンド社刊)では「学ぶべきものもあったが不満も多かった」と当時を振り返っている。

転機は89年。米ハーバード大学経営大学院に社費留学したときだ。あるプロジェクトで仕事を共にした米IBMのスタッフたちから、「強烈なカルチャーショックを受けた」同氏は、米国流の価値観やマネジメント手法を学ぶべく、MBA留学を渇望。猛勉強の末、社内選考を通過し、留学を果たした。

最初の1年間は「キャンパスから3回しか出なかった」ほどの勉強漬けの生活。91年6月にハーバード大学経営大学院を卒業し、MBAを取得した。ちなみにマイクロソフトにはCEO(最高経営責任者)のスティーブ・バルマー氏や日本法人社長ダレン・ヒューストン氏などハーバード出身者が多い。

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