Mozilla 24は「24時間続けること」に意味がある、慶應義塾大・村井教授
私は、「真にグローバルな環境」というものはインターネットが初めてもたらしたと考えている。私がこれまでで一番「地球」を意識したのは、西暦 2000年問題の時だった。このとき、インターネットの運用に携わる各国の専門家が協力体制を採っていたのだが、ルートネームサーバーが置かれている場所のうち世界で最初に2000年を迎えたのが、日本だった。もし日本で何か問題が起こったら、次の欧州が2000年になる前に、皆で協力して修復しようということになっていた。
実際は何も問題は起こらなかったのだが、このときほど時差というものを実感したことはない。地球には時差があって、各地が順番に2000年を迎えるのだ。24時間が経過してすべての場所のサーバーが正常に動いているのを確認したとき、「俺たちは守り通した」という気持ちになったのを覚えている。
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