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MNPの純増一人勝ち続くKDDI、流出止まらぬドコモ
NTT,KDDI,ソフトバンクの決算総まくり 第4回  移動通信編(2)

2007年8月9日 15時15分

PHSも含めた累積のシェアでは,依然としてNTTドコモは52.2%を占める圧倒的な存在。2位で27.7%のシェアであるKDDIや,3位で15.6%のシェアのソフトバンクを大きく引き離す。前四半期と比べ,NTTドコモは0.6%のシェアを落とし,KDDIとソフトバンクはともにシェアをアップさせたが,まだ容易には埋まらない大きな差がある。

とはいえ,月間純増数に着目すると印象は大きく変わる。業績同様にNTTドコモの勢いが落ち,KDDIやソフトバンクの伸びが顕著となる。

日本の携帯市場では,グローバル戦略との整合性で苦しんだボーダフォン日本法人が一人負けし,長らくNTTドコモとKDDIの2社が,月間純増の首位を争い続ける状態が続いてきた。

しかし,ソフトバンクが2006年5月にボーダフォン日本法人を買収し,同年10月にMNPが始まると状況が一変した。MNPで一人勝ちとなったKDDIが大きな月間純増を続けた一方で,MNPで流出が最も多かったNTTドコモが純増の勢いを大きくそがれた。さらにNTTドコモは2006年11月,創業以来初めての純減を記録する事態にまで追い込まれている。NTTドコモは,MNPによる流出が2007年上半期まで続いている。

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