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銀行が行うべきフィッシング対策を考察する

2007年6月12日 15時9分

フィッシングは、今日のコンピュータ・セキュリティにおける最大の問題である。合法的な商用ドメインに非常によく似たドメインで偽のWebサイトを運営している詐欺師による最大の標的は、銀行とその顧客だ。フィッシング対策の業界団体であるAnti-Phishing Working Groupの調査によると、2006年5月以降、毎月2万件のフィッシング詐欺が新しく報告されている。さらにフィッシング詐欺の大半が、金融機関の顧客を標的にしていたのだ。

フィッシング詐欺の被害者は膨大な数に上るため、人々を保護する製品やサービスを提供する「フィッシング対策業界」の市場規模は、突然何百万ドルにも膨れあがった。フィッシング対策企業が提供するツールを使うと、フィッシング詐欺をかなり予防できるが、使いこなすのが難しいので、利用者は少ないままだ。

蔓延する銀行関連のフィッシング詐欺から一般市民を守る方法は、他にないのだろうか。先日、フィンランドF-SecureのMikko Hypponen氏は「Foreign Policy」誌に掲載された「21 Solutions to Save the World:Masters of Their Domain」というの短い記事のなかで、非常にもっともな提案をしている。その提案はあまりにも当たり前のことなので、まだ誰もそれを実行に移していないのが筆者には信じられないほどだ。

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