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パスワードと使い勝手と安全性と

2007年3月2日 14時45分

今回考えてみようと思って選んだテーマは「パスワード」です。オンラインバンキングからオンラインショップ,そのほか様々なサービスにおいて,ユーザー名(時にはメールアドレス)とパスワードを使った認証はいたるところで使われています。

なぜパスワードについて取り上げようと思ったのかといえば,Web上のサービスを利用していると,ユーザー登録を行って,ログインをしたうえで利用するものが非常に多いからです。ユーザー登録については,この連載の第9回ですでに取り上げていますが,ユーザー登録を行った後には,まず間違いなく,パスワードを利用したユーザー認証を行わなければなりません。たくさんのサービスを利用していると,それだけたくさんのユーザー名やパスワードを覚えなければならず,結構大変だなあ,と思っているからです。

それでもユーザー名は,登録が完了したときに送られてくるメールや,時には定期的に送られてくるお知らせメールなどにも記載されていて,ちょっとメールボックスを調べればすぐに見つかる場合もあります。しかし,パスワードは自分で何とか管理する以外に方法はありません。そしてたくさんのパスワードを管理するのは結構めんどくさいですよね。あんまりアクセスしないサービスなんかだと,どんなパスワードを登録したのかを忘れてしまって,ログインするにも苦労してしまったりします。

最近では,指紋や声,手のひらの静脈なんかを使ったバイオメトリクス(生体認証)も徐々に広まってきていて,銀行や建物の出入りの管理とか,パソコンでも指紋認証システムを搭載しているものも出てきています。こうしたものが,Webサービスのログインにも使えるようになればいいのかもしれませんが,すべてのパソコンにそうした生体認証用のデバイスがついていない現状,なかなかそういうふうには行きません。パスワードのように,とりあえずキーボードさえあれば入力可能なもので本人確認をするしかないわけです。

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