BIとCPMが内部統制に寄与する理由
ガートナー「ビジネス・インテリジェンス・サミット」より
BI(ビジネス・インテリジェンス)やCPM(コーポレート・パフォーマンス・マネジメント)というと,情報システムのトピックとしては「やや傍流」という印象を持つ人がいるかもしれない。だが世界レベルで見ると,注目の話題となっているようだ。
ITリサーチ会社,米ガートナーは全世界のCIO約3500人に対して毎年さまざまな意識調査を実施している。BIは「今後重点投資したいテクノロジー領域」で3年連続トップ。「攻めの経営を実践するのは,データの活用が不可欠という意識が高いからだろう」(ガートナーの松原榮一 リサーチバイスプレジデント)。一方その結果を日本のCIOクラスに限ると,BIの順位はそれほど高くなく,下位の方という。2月20日から21日に開催された「ビジネス・インテリジェンス・サミット」にて,主催者であるガートナー ジャパンが明らかにした。
全世界のCIOが注目するBI,そしてそれを基盤とするCPMは,いま話題の内部統制とも密接に関わる。ガートナーのアナリスト,デニース・ガンリー アプリケーションリサーチディレクターによると,「(SOX法対応に動いた)米国企業は経営情報の可視化だけでなく,内部統制への取り組みの一環として,BIやCPMを活用している」という。「米政府もこの文脈でBIを導入しており,もはや珍しい対策ではない」(ガンリー氏)。
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