このページの本文へ
ここから本文です

日本版SOX法対策のためERPをフルカスタマイズする不条理

2007年2月21日 15時8分

最近、ERPソフトを導入する大手・中堅企業の多くは、思いっきりカスタマイズするそうである。なぜかと言うと、日本版SOX法対策のためである。「えっ! それって変じゃないかい」と第一感、思うのだが、どうやらそれが現実のようだ。それどころか内部統制の整備のためにERP導入を凍結する企業も出てきたとのことで、日本版SOX法騒動は変な展開になってきた。

理屈で考えると、日本版SOX法対策のためには、ERPなどの業務パッケージは可能な限りノンカスタマイズがいい。別にERPソフトなどにIT統制の“ベストプラクティス”が詰まっているとは言わないが、カスタマイズしないで導入すれば、少なくともIT統制を評価・監査する上では大きなアドバンテージがある。

なんせ、外部の第三者よってIT化された業務プロセスをそのまま使うわけだから、そのIT統制は信頼でき、その評価も容易だ。それにERPベンダーは今、公認会計士相手に「当社の製品は内部統制の強化のためにこんな優れた機能があります」と盛んにマーケティングしており、ユーザー企業としてはパッケージをパッケージとして使った方が、監査上の不確実性を少なくできるはずだ。

ここから下は、関連記事一覧などです。画面先頭に戻る ホームページへ戻る

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る