このページの本文へ
ここから本文です

iPhoneの衝撃、Appleのモバイル市場参入が各業界を揺らす

2007年1月15日 16時25分

そのうわさは本当だった。昨年末からアナリストやMacファンの間でささやかれていた米Appleの携帯電話は米国時間1月9日、Steve Jobs CEOのMacworld基調講演で明らかにされた。製品名もうわさ通り米Cisco Systemsが持つ商標と同じ「iPhone」であった。

Appleは今回のMacworldに先立ち、Webサイトで「これまでの30年は始まりに過ぎない」とするメッセージを掲載、Macworldの会場にも同様の看板を掲げた。挑戦状ともいえる自信に満ちた文言。開催前から何か違うものが感じられた。なんらサプライズもなく期待はずれと揶揄された昨年の開発者会議とは大きく異なるイベントとなった---。

今回の本コラムでは、このSteve Jobs CEOの基調講演について、その映像内容を今一度確認しながらレポートしてみる。講演で披露されたiPhoneとApple TV、そして看板に掲げられたもう1つの文言「Welcome to 2007」が意味するものはいったい何なのか? Appleの今後の展開について考える。

「革新的な3つの製品」を発表?

約2時間の基調講演でSteve Jobs氏がその大半の時間を割いて説明したのはiPhoneだった。講演開始の30分後、Jobs氏は「この2年半、私はこの日を待っていた」と切り出し、iPhoneについて語り始めた。「1984年、MacはAppleだけでなくコンピュータ業界全体を変えた。2001年、iPodは我々の音楽の聴き方だけでなく音楽業界全体を変えた。そして今日、我々は革新的な製品を発表する」(同氏)。

「その1つはワイドスクリーンでタッチ・コントロール付きのiPod。そして2つ目の製品は革新的な携帯電話機だ。3つ目はインターネット通信デバイス」---。Jobs氏のこの言葉で誰もが3つの製品を想像したとき、同氏はおもむろにこう言った。「実はこの3つは全部1つのデバイスに備わっている。これを我々はiPhoneと呼んでいる。そして我々はこれで携帯電話を再定義する」。会場が歓声で沸いた。

ここから下は、関連記事一覧などです。画面先頭に戻る ホームページへ戻る

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る