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最も優れたフィッシング対策技術はどれ?

2007年1月12日 11時11分

フィッシングを防ぐのに最も効果的な策が、ユーザーの啓蒙であるのは言うまでもない。人々が現状の甘い認識から脱却したら、詐欺師たちは誰もだませなくなるだろう。しかし、社員の啓蒙に価値を見いださない企業もあれば、妥当な水準まで啓蒙できないような人も存在する。われわれがフィッシング対策ソフトウエアを必要とするのは、このためである。今ではフィッシング対策ソフトウエアは、Webブラウザの主要な機能にまでなっている。

2006年10月には、米Microsoftが依頼して作成したフィッシング対策ソリューションに関する報告書が公開された。依頼を受けたテスターたちは、競合製品のソリューションよりも、Microsoft Internet Explorer(IE) 7.0のフィッシング対策技術の方が優れていると結論を出した。テストされた製品は、IE 7.0 Beta 3のほか、「EarthLink ScamBlocker」「eBay Toolbar with Account Guard」「GeoTrust TrustWatch」「Google Toolbar for Firefox with Safe Browsing」「McAfee SiteAdvisor Plus」「Netcraft Toolbar」「Netscape Browser」などであった。このテストでは、ユーザーに警告を発するだけでなく、フィッシングの疑いがあるサイトへのアクセスを完全にブロックするツールや、悪意のないサイトを誤ってフィッシング・サイトと判定するミスを犯さなかったツールが、特に高く評価されていた。

Mozilla Foundationも報告書を公表

一方のMozilla Foundationは、Mozilla Firefox 2.0のフィッシング対策技術が、IE 7.0のものと比較してどうなのかを調べるために、Firefoxの調査を第三者に依頼した。その調査によると、Firefoxのフィッシング対策技術は、IEのものよりもかなり優れているという(「Firefox 2 Phishing Protection Effectiveness Testing」を参照)。

この2つの調査で異なるのは、Mozillaの方がより多くの既知フィッシング・サイトをサンプルに用いたことだ。これらのサイトはすべてPhishTankのWebサイトで確認できる。より多くのサンプルを用いたことが、全体的な結果に影響を及ぼしたのは間違いないだろう。もう1つの違いは、Microsoftが依頼したテストで用いられた、偏った評価基準だ。そのテストで使われた、一部の機能を他よりも高く評価する基準を用いなかったら、対象ツールのランキングは同テストの結果とは異なるものになるかもしれない。

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