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三菱ガス化学と鹿島建設、VOC汚染浄化に効果を発揮する新手法を開発

2008年9月29日 10時49分 この記事を携帯に転送する

三菱ガス化学と鹿島建設は、揮発性有機化合物(VOC)で汚染された土壌・地下水汚染浄化に効果を発揮する独自の原位置浄化手法「マイルドフェントン法-ジェットブレンド工法」を共同開発した。三菱ガス化学が開発した新しい生分解性触媒を、鹿島が保有する土壌・地下水汚染浄化に関する設計技術、施工技術と組み合わせた。

土壌・地下水汚染分野のうちVOCは、地中深く広範囲に汚染が広がる特徴があり、浄化コスト削減のためには原位置浄化手法の確立が必要とされている。原位置浄化には還元分解法、バイオレメディエーション等があるが、これらの浄化方法は、汚染物質の種類により選択的にしか浄化効果を発揮できない欠点があった。

「マイルドフェントン法」では、過酸化水素と新しく開発した触媒を反応させることにより、有機汚染物質を分解するラジカルという物質を発生させる。ラジカルはあらゆる種類の有機汚染物質を浄化できる特徴があり、複合汚染を一度で分解・浄化できる。「ジェットブレンド工法」は浄化剤を地盤内の特定深度に噴射攪拌することにより、効率良く汚染を浄化する。この2つの技術を組み合わせた「マイルドフェントン法-ジェットブレンド工法」は、「複数種の汚染物質による深い地盤中の汚染」といった困難な汚染でも、短期間で確実な浄化効果を発揮できる。実際の汚染浄化に適用したところ、高い浄化効果を実証することに成功したという。

今後、両社はこの「マイルドフェントン法-ジェットブレンド工法」の営業展開を図ると同時に、各種汚染物質への適用性を順次検証していく(日経エコロジー編集/EMF)。

■関連情報
・三菱ガス化学のWebサイト http://www.mgc.co.jp/
・鹿島建設のWebサイト http://www.kajima.co.jp/

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