今年の黄砂は飛来頻度アップ?
アレルギー症状悪化の懸念も
ゴビ砂漠から飛来する黄砂の被害が年々深刻になっている。元々は自然現象だが、中国やモンゴルの過放牧や工業化に加え、温暖化による水不足で飛来量が増えている。花粉症の悪化など健康被害の懸念もある。
今年も黄砂の季節がやって来た。3月2日夜から3日にかけて、東北から沖縄までの広い範囲で今年初の黄砂が観測された。“黄砂シーズン”は5月末までだが、昨年より1カ月早く飛来したため、頻度は昨年よりも多くなりそうだ。
黄砂は、中国大陸のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などで巻き上がった砂塵(さじん)が、2.3キロメートル上空付近を流れる季節風で運ばれる現象を指す。巻き上げる風が強いと、5.7キロ上空の偏西風に乗って、より遠い地域まで移動する。タクラマカン砂漠の周囲には3000メートル級の山があるため、日本や中国に被害を及ぼすのはゴビ砂漠由来の黄砂がほとんどだ。
黄砂は大昔からある自然現象だが、2000年以降、飛来量が急増している。黄砂研究の第一人者である、国立環境研究所・環境分析化学研究室の西川雅高室長は、「砂漠の周辺地域の過放牧や工業化で土壌の乾燥エリアが拡大しているのが原因」と分析する。土の露出面積が広がるほど、巻き上がる砂塵の量が増える。また、温暖化の影響で氷河から黄河に流れ込む水が減っていることも、乾燥化に拍車をかけているようだ。
詳しい内容は日経ビジネスオンラインのこちらをご覧ください。
公開翌日以降、全文の閲覧には「ユーザー登録(無料)」が必要です。
昨日読まれたベスト5〈環境〉 最新記事一覧へ 画面先頭に戻る
- タタ・モーターズを止めた“住民力”(2008.10.03 17:13)
- 日本の高効率発電技術が石炭を“資産”に変える(2008.10.03 15:10)
- 製造業主体の発展が続く中国が地球温暖化に及ぼす影響
- 電気自動車を主役の座に押し上げた電池技術(2008.10.01 17:44)
- 家電製品交換の目安は10年!?(2008.10.02 11:32)
環境 最新記事 記事ランキング一覧に戻る 画面先頭に戻る
- 三洋電機と新日本石油、薄膜太陽電池で共同出資会社の設立を協議
(09:58) - 新日鉄と神戸製鋼、共同で製鉄ダストのリサイクル、還元鉄の生産を推進
(09:57) - 大林組がVOC汚染浄化用微生物栄養材を開発、浄化費用を30%削減
(09:55) - 京セラ、高出力の太陽電池モジュールを市場投入 (09:54)
- タタ・モーターズを止めた“住民力” (17:13)
- 日本の高効率発電技術が石炭を“資産”に変える (15:10)
- パナソニック、世界のグループ社員で約520の環境保全活動を実施へ
(09:42) - 富士通、REACH対応の製品含有化学物質管理システムを発売
(09:42) - 気候変動で政府・議会に先手打つ米企業 (15:43)
- 家電製品交換の目安は10年!? (11:32)



