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住金など低炭素鉛フリー快削鋼を開発、プリンターシャフト用に量産受注

2007年11月19日 8時42分 この記事を携帯に転送する

住友金属工業と住友金属小倉は、鉛を使用せず、切削加工のしやすい低炭素鉛フリー快削鋼線材「スミグリーンCS」を開発した。このほど、住金小倉が大手OA機器メーカーのプリンターシャフト用に量産受注したと発表した。

鉛には、切削加工のしやすさを表す「被削性」を改善する効果がある。鉛フリーにすると被削性が悪化して生産性が損なわれる。住金小倉と住友金属は、硫黄快削鋼をベースとして、硫黄化合物の添加量を増加し、独自の造り込み技術により最適化した製品「スミグリーンCS」を開発した。

両社は以前から、「スミグリーン・シリーズ」という鉛フリー快削鋼を開発。機械構造用炭素鋼である中炭素鉛フリー快削鋼は2002年から量産受注が始まり、現在、月産数千t規模に至っている。主にOA機器部品用途に需要拡大が見込まれる低炭素の鉛フリー快削鋼の開発も進め、「スミグリーン・シリーズ」のラインナップに加えていたところ、大手OA機器メーカー向けの量産受注が決定した。

今後、汎用的に使用されている低炭素鉛快削鋼のAISI-12L14(JIS-SUM24L)は「スミグリーンCS」に切り替えていく(日経エコロジー編集/EMF)。

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