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英国で「気候変動法」が施行される

2007年11月16日 12時43分

11月15日、英国で世界初の「気候変動法」が施行された。国内の二酸化炭素(CO2)排出量を2020年までに1990年比で26~32%削減し、2050年までに同60%以上削減することを定めたもの。向こう15年間、5年ごとの「炭素予算」を設けることも規定した。明確な数値目標の設定とこれを裏打ちする予算措置により、「低炭素経済」実現のための道筋を付けた。

同法はこのほかに、「気候変動委員会」という独立組織を設置することも定めた。気候変動分野の専門家で構成し、政府に数値目標達成のための助言をするほか、目標達成状況を調査し、毎年、議会に報告する。2050年の目標値を強化する必要があるか、航空機・船舶による国際輸送を数値目標に含めるべきか、といった目標設定の在り方についても、今後、同委員会で議論する。一方、政府に対しては、少なくとも5年に1度、気候変動による影響の現状と予測や適応策について報告する義務を課した。地方自治体やスーパーマーケット、大規模小売り業者、政府機関など規模の大きな組織に対し、新たなキャップ・アンド・トレード式の排出権取引制度を導入するための新法の制定も認めている。(日経エコロジー)

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