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トヨタ、生産面での環境対応を強化、「サステイナブル・プラント」活動を開始

2007年7月25日 12時27分

トヨタ自動車は、「サステイナブル・プラント」活動を開始することを決定した。

サステイナブル・プラント活動とは、自然を活用し、自然と調和する工場作りを目指すもの。具体的には、「太陽光・風力などの自然エネルギー、バイオマス等の再生可能エネルギーの活用による二酸化炭素(CO2)削減」、「工場の森作りを通じた、地域貢献・生態系保護」、「革新技術の導入とカイゼンによる飛躍的な環境パフォーマンスの実現」という3つの観点を踏まえた工場作り、工場運営に取り組む。

まず、「プリウス」を生産する堤工場をサステイナブル・プラント活動のモデル工場と位置付け、取り組みを進める。既に導入済みのコージェネレーションシステムに加え、自動車生産工場では世界最大級となる定格出力約2000kWの太陽光発電システムによる電力供給を行う。また、組み立て工場などの外壁に光触媒塗装を施し、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)の浄化効果を見込む。さらに、常緑広葉樹の植樹、バイオ緑化技術を利用したNOx吸収能力の高い植物育成や工場壁面の緑化などにも取り組む。工場内に環境学習施設を整備し、一般開放するなど、地域への貢献も目指していく。

今回新たに実施する活動によるCO2排出量の削減効果は、年間5%に達する見込みで、約240ha(東京ドーム50個分相当面積)の熱帯雨林が吸収するCO2量に相当するという。

一方、高岡工場では、現在、「革新ライン」の導入を進めており、近々、第1ラインが稼動を開始する予定。最先端ボディー溶接ライン「グローバルボデーライン(GBL)」や組み立て効率を向上する部品供給方式「セットパーツシステム(SPS)」など、これまでトヨタが導入してきた生産システムをさらにシンプル・スリム化し、生産効率、エネルギー効率を飛躍的に向上させる。2009年の新第2ライン稼動時には、「革新ライン」導入によるCO2排出量の削減効果が年間約35%に達する見込みという。

トヨタは、国内の他の車両工場やユニット工場、海外の工場などについても、順次、活動を展開していく(日経エコロジー編集/EMF)。

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