このページの本文へ
ここから本文です

JFEスチール、使用済みプラスチック微粉化プラントの試運転を開始

2007年1月25日 10時49分

JFEスチールは使用済みプラスチックの微粉砕技術を確立した。このほど、「容器包装プラスチック微粉化プラント」を建設し、試運転を開始した。

JFEグループは、業界に先駆けて容器包装プラスチックの高炉ケミカルリサイクル法を確立し、2000年度から高炉で利用してきた。現在、JFE環境が容器包装プラスチックの処理・製品化を行い、JFEスチールはその再商品化製品を購入し、高炉で還元材として利用している。利用量は年間5万t程度。今後は、容器包装プラスチック微粉化プラントで製造した微粉化プラスチックを利用し、より一層の省エネルギーを実現する考え。

容器包装プラスチック微粉化プラントは、容器包装プラスチックを溶融・脱塩素する工程と微粉砕する工程で構成される。まず混合プラスチックを加熱溶融・脱塩素・混合し冷却固化する。新技術は、この熱処理過程で脆化したプラスチックを粉砕するもの。従来、工業的に造粒・粉砕する使用済みプラスチックの粒径は1mm以上だったが、今回、200~400μmの微粉プラスチックの製造を可能にした。この微粉プラスチックは、従来使用していた製品プラスチック粒に比べ、高炉内での反応性が高く、容器包装プラスチックを効果的に利用できる。高炉で還元材として利用することにより、省エネルギー・二酸化炭素(CO2)削減を実現するという。

また、このプラントは、脱塩素機能を持っていることから、容器包装プラスチックのマテリアルリサイクル過程で発生する残渣プラスチックを原料として活用することも可能。JFEスチールは今後、JFE環境と共同で、このプラントを活用し、容器包装プラスチックのマテリアルリサイクルの利用率向上を検討していく(日経エコロジー編集/EMF)。

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る