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独電力会社が温暖化対策の遅れで企業価値低下の恐れ

2007年1月9日 15時0分

環境NGOのWWF(世界自然保護基金)とSRI(社会的責任投資)関連の調査や格付けなどを行うSAMグループ(スイス・チューリッヒ)はこのほど、ドイツの大手電力会社RWE社が温暖化対策を怠れば、同社の企業価値は最大17%下がる可能性があると発表した。

温暖化によるリスクを勘案し企業価値を評価した報告書の中で明らかにした。この一例として紹介されたRWEについては、同社の各発電所のキャッシュフローを評価。将来、CO2を排出するためにかなりのコストを支払わなければならなくなるため、現状の対策だけを継続していては、株式価値が下がると指摘した。

WWFとSAMグループはこの報告書の中で、将来、温暖化ガスの排出規制は厳しくなると明言している。この傾向は、2006年12月に欧州委員会が欧州排出権取引制度に参加する加盟9カ国に対して、より厳しい国家割当計画を提出するよう求めたことからも明らかだという。WWFとSAMグループは、温暖化は世界中の企業にとって大きなリスクであるが、早期に対策を取る企業には市場でのメリットが大きいとしている。

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