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「トマム」の象徴、超高層ツインタワーが鮮やかに変身

2008年6月24日 10時0分

北海道占冠(しむかっぷ)村に広がる大規模リゾート「アルファリゾート・トマム」。その象徴ともいえるツインタワーのホテル棟「ザ・タワー」が、外観を一変させようとしている。改修の主眼は、EPS(発泡ポリスチレン)を外壁全面に張る外断熱化にある。特徴ある外装のデザインはクライン ダイサム アーキテクツが担当した。

大掛かりな改修工事の発端は、2004年春に星野リゾートがアルファリゾート・トマムの経営を引き継いだ時点にさかのぼる。ツインタワーは、1987年と89年に完成。15年以上を経て、タイル打ち込みPCa(プレキャストコンクリート)版の外壁で老朽化が進んでいた。発注者の指定で使われたPCaのメーカーが倒産したため、施工時の詳しい事情は分かっていない。

星野リゾートが引き継ぐ前から、既に補修工事は少しずつ進んでいた。PCa版のはく落部まわりを撤去し、樹脂モルタルで補修して仕上げタイルを接着する方法だ。「しかし、このままだと点検や補修に年間700万円から1000万円を費やす状態が続く。結露と凍結融解を繰り返すサイクルを根本から断ち切る必要がある」(星野リゾート企画開発担当の宮脇省造氏)。そう判断した星野リゾートは、外断熱による抜本的な改修に踏み切った。

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