このページの本文へ
ここから本文です

トラブルを回避する床暖房用の無垢フローリングの選び方、使い方

2008年4月22日 9時58分

シックハウス問題などを背景として、自然素材に対する建て主のニーズが高まっている。なかでも無垢フローリングは人気だが、床暖房との相性は必ずしも良いとは言えない。加熱と冷却が繰り返される影響で、反りや突き上げ、すき間などが生じやすくなるからだ。こうしたトラブルを回避するには、どういった注意点があるのか。床暖房用の無垢フローリングを扱う複数のメーカーに話を聞いた。

木を建材として加工する際、最も重要になるのは含水率だ。もともと55%程度あった木の水分は、伐採によって約30%に下がる。無垢材は、それを乾燥させて含水率を15%以下にする必要がある。床暖房用の無垢フローリングは、熱による変形を防ぐため、さらに乾燥させて含水率を6%以下にしなくてはならない。そうした工程を経ることから、床暖房用の無垢フローリングは一般的な無垢フローリングと比べて、1~2割ほど価格が高くなる。

では、どうやってトラブルが起きにくい製品を探し出せばいいのか。参考にしたいのが、ガス会社や床暖房メーカーが推奨する製品だ。例えば、大手ガス3社(東京ガス、大阪ガス、東邦ガス)では、長時間にわたってフローリングに熱を加えた際に生じる変化の割合を独自に検査し、基準に合致した製品だけを床暖房カタログに掲載している。新日本石油や古河電工、三菱電機などの床暖房メーカーでも、カタログやホームページ上などで推奨製品を紹介している。フローリングメーカーのなかには、希望すればベターリビングなどの検査機関で実施した試験結果を公表するところもある。こうしたカタログやデータをチェックすれば、床暖房用の無垢フローリングを選定する際に役立つはずだ。

記事検索 オプション

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る