介護保険施設建設、特養はターミナルケアと重度に特化
介護保険の見直しで、施設建設の補助予算が縮減されている。今後の施設サービスのありようはどうなっていくのか。介護保険施設の今後について、足立啓・和歌山大学システム工学部環境システム学科教授に聞いた。
これまで、特別養護老人ホーム(特養)と老人保健施設、介護療養型医療施設の三つが、「介護保険3施設」と呼ばれてきた。この中で、介護療養型医療施設は2012年に廃止されることが決まっている。老人保健施設は(在宅復帰を促す「中間施設」と位置づけられているが)、実態に即して特養と統合する可能性がある。特養は、総量が規制されるかもしれないが、数はまだまだ足りないのでこれからも建つだろう。
特養がどの程度建つかは県や市町村の介護保険事業計画の中で決まる。ただ、今後の特養はターミナルケアと重度の入居者に特化していき、介護度が軽中度の高齢者は、有料老人ホーム、グループホーム、ケアハウス、あるいは在宅へと振り分けられるだろう。
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