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川崎重工が鋼橋事業撤退を正式発表

2007年6月18日 11時27分

川崎重工業は6月15日,鋼橋上部工事と水門工事の両事業から撤退すると発表した。撤退の理由は,国内の公共投資が縮小していくなか,事業の維持・拡大は望めないため。現在施工中の案件は完成まで対応する。2008年3月期業績見通しへの影響はないという。大手重機メーカーのなかで,鋼橋事業からの撤退は初めて。

同社は2006年度途中から両事業の新規受注活動を停止し,鋼橋事業の主力拠点である兵庫県播磨町の播磨工場は,ホイールローダーなど大型建設機械の部品の製造にシフトしていた。

鋼橋市場は1999年度の85万tをピークに減り続け,ここ数年は40万t程度で推移している。2005年5月から6月にかけて公正取引委員会が同社を含む26社を独占禁止法違反の疑いで刑事告発。発注機関は各社に長期の指名停止を科した。指名停止明けからは価格競争が激化し,各社は軒並み業績が悪化した。

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