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弱視者の歩行を助ける階段用照明器具を開発、松下電工

2007年5月24日 15時6分

松下電工は7月から、弱視者でも歩きやすくする階段用照明器具「LEDライン型階段ガイド灯」の受注を開始する。屋内外の階段の壁面に、LED(発光ダイオード)を傾斜に合わせて線状に並べる特注品だ。20段の階段では上端と下端の各3段目まで設置するのが標準仕様で、この場合、器具の価格は計40万円となる。工事費が別にかかる。

一般に階段の照明は点状のものが多い。松下電工によれば、点状の照明がある階段を夜間に弱視者が見ると、光源と階段のごく一部分しか目に入らず、歩きにくい。そこで同社は、弱視者にも階段の幅や傾斜がわかるように、線状の照明器具を開発した。コンパクトであることや寿命の長さを優先して、LEDを採用した。明るすぎるとかえって階段が見えにくくなるため、20Wの白熱灯と同程度に明るさを抑えた。

2006年12月に施行された「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)は、個々の施設だけでなく施設間の移動経路も含めたバリアフリー化を促進する法律だ。松下電工は、同法の下で自治体が弱視者でも歩きやすい都市の整備を進めると見込んで、LEDライン型階段ガイド灯を開発した。

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