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ベテラン不足が実際のトラブルに直結?

2007年1月9日 10時44分

2007年問題の現実味について探るために、アンケート調査ではベテラン不足による問題が生じたか否かを尋ねた。その結果、自らの勤務先や身近な取引先でベテラン不足による事故やトラブル、不具合などが実際に生じたことが「ある」と回答した建設技術者の割合は49%に達していた。

ベテラン不足による問題が生じたと回答した建設技術者(49%、106人)に対して、実際に生じた問題についても尋ねた。「品質の低下」が76%で最も多く、「業務の遅延」が42%、「事故の増加」が29%で続いた。連載の第2回で紹介した「2007年問題として懸念する内容」でも、最も多かった回答は「品質の低下」だ。実際の体験に裏打ちされた品質低下に対する危機感は、深刻なものだと考えざるを得ない。

アンケートに寄せられた個別の意見のなかには、「細かい納まりを下請け任せにしていた結果、瑕疵を生じてしまった」(40代、ゼネコン勤務)や「工程計画や品質管理が不十分でコンクリートにひび割れが生じた」(50代、官公庁勤務)など、具体的な品質トラブル事例もあった。また、30代のある土木技術者は「若手3人に土留め工事を任せていたら、信じられないようなミスをして重大事故が発生した」と打ち明けている。

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