日本初の“PFI刑務所”は鉄格子・畳なし、ベッド・ドアノブあり
法務省は12月4日、国内で初めてPFI(民間資金を活用した社会資本整備)事業で整備・運営する刑務所「美祢社会復帰促進センター」(山口県美祢市)の一部を報道陣に公開した。同センターの舎房(住居部分)は基本的にすべて独房で、一般的な日本人受刑者の舎房では初めて畳敷きにせず、ベッドで就寝するようになっている。窓に鉄格子がなく、室内側でドアにノブがあるのも極めて珍しいという。同センターを整備・運営するのはセコムを代表とする特別目的会社(SPC)の「社会復帰サポート美祢」。
舎房の窓の鉄格子については受刑者の自傷に使われて危険だとの意見もあり、既存の刑務所の舎房でも採用していない例はあるという。美祢社会復帰促進センターの舎房に使われている窓の材質について、法務省は「強化ガラス」と発表した。ただし「市販されている強化ガラスなどとは次元の違う高強度のもの」(同省矯正局PFI推進班)。室内側でドアにノブを設けたのは、受刑者が作業時以外にも独房から出てホールなどで談笑できるようにするためだ。なお、独房内にテレビがあるのは、それほど珍しいことではないという。
舎房のドアの鍵は遠隔操作できる電子錠。受刑者の衣服にはICタグを付けて、位置情報を同センターの管理者が把握できるようにする。屋外にはコンクリート塀の代わりに赤外線センサーと監視カメラを備えた三重のフェンスを設けるなど、セキュリティーにITを多用する。
詳細は、KEN-Platzの記事本文をご覧ください。
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