進化する緊急地震速報
ここ2、3年、全国各地で大きな被害をともなう地震が続くなか、揺れが到達する前に震度や余裕時間を知らせる「緊急地震速報」に対する関心が高まっている。そこで、「緊急地震速報について」と題した、特定非営利活動法人リアルタイム地震情報利用協議会(以下REIC)の藤縄幸雄(ふじなわ・ゆきお)氏の講演を紹介しよう。本講演は2008年7月23、24日の両日、東京・中央区のNTT茅場兜ビル・コミュニティプラザ人形町において開催された、『事業継続対策(BCP)セミナー』(主催:NTT東日本-東京中央、協力:事業継続対策コンソーシアム)の一部である。
一部には、速報の効果に対して疑問を持つ向きもあるが、まずその誤解をとくために、藤縄氏は緊急地震速報に2つの種類があることを説明。そして、緊急地震速報は普及がはじまったばかりの段階であり、今後の取り組みによって、さらに早くさらに正確な速報が可能になると指摘する。(文/二村 高史、写真/新関 雅士)
地震波には大きく分けて、初期微動と言われるP波と大きな揺れを引き起こすS波がある。P波の速度はS波よりも速いため、S波がやってくる前にP波を震源近くで検知し、地震の規模や位置の情報を的確に伝達するシステムができれば、大きな揺れが起きる前に対策を実行することができる。
そうした発想のもとに開発が進められてきたのが、緊急地震速報である。
詳細は、SAFETY JAPANの記事本文をご覧ください。
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