日本で唯一 これが噂の“あいさつ講演”の中身
組織のトップの方であれば、日ごろから社員の方に「きちんとあいさつするように」と口酸っぱくご指導されていることだと思います。でも、あれってどうしてなんでしょう? 礼儀だから? 気持ちいいから?
正解を言いましょう。社長が社員にあいさつを奨励する最大の理由は、「あいさつが増えれば、業績が上がるから」です。
朝「おはようございます!」と声を出せば、パワーが生まれます。ここでいうパワーとは、抽象的な精神力ではありません。実際に、体に力がみなぎるのです。工場では作業効率が上がるし、サービス業ではお客様をご案内する足取りが軽くなり、営業マンは多くの見込み顧客を回れるようになります。
飲食店経営で自らあいさつ力を検証
こう断言できるのは、私自身、あいさつの力で会社を大きくした経験があるからです。
18歳で落語の世界に入った私が、会社経営をしようと決意したのは40歳の時でした。選んだのは「うな丼のファストフード店」。すき焼きから牛丼が生まれたように、うなぎにも低価格業態があってもいい、というのが発想の原点でした。
とはいえ、競争の激しい飲食業界。ビジネスモデルには自信がありましたが、経営は素人です。何か一つほかの会社にはない特徴を打ち出そうと考えたのが、「日本一あいさつをする会社にする」というものでした。
噺家は常に話し方や言葉について研究しています。私は人一倍こだわりが強く、医学や心理学の専門書を読み、あいさつの重要性を認識していました。
私のうな丼チェーンはオープンの2000年以来、着実に店舗を増やし、業界の革命児と報道されました。マスコミの皆さんは、低コストでのうなぎの調達手法などを評価してくださいましたが、躍進の本当の秘密は、朝から晩まで、徹底的にあいさつにこだわったことなんです。
「そんなすごい効果があるなら、ウチもすぐにあいさつ運動をやりたい。一体、何のあいさつをどのように言えばいいの?」。そうおっしゃる読者の方、簡単です。「おはよう」「お疲れ」「ご苦労様」といったごく普通のあいさつを、元気良く交わし合えばよいのです。
「そんな普通の言葉を口にするだけで、力が入るものか」と言う社長は、適当な社員を捕まえてすぐに、今から話す実験をぜひやってみて下さい。
詳細は、日経ベンチャーの記事本文をご覧ください。
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