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中国製ギョーザによる中毒、各社が同一工場の製品回収

2008年1月31日 12時23分 この記事を携帯に転送する

日本たばこ産業は1月30日、食品子会社ジェイティフーズが輸入販売した中国製ギョーザで有機リン中毒とおぼしき健康障害が発生したことを受け、該当商品を含め「天洋食品」の工場で製造した市販用冷凍食品8商品を回収すると発表した。また一部個人で購入可能となっている業務用15商品も回収する。いずれも問題のギョーザと同じく、有機リン系殺虫剤メタミドホスが混入している恐れがある。

厚生労働省のまとめによると、1月5日に兵庫県の1家族3人、1月22日に千葉県の1家族5人が、いずれもジェイティフーズの輸入販売したギョーザを食べ、嘔吐(おうと)やめまいを伴う重い健康障害を起こした。

ジェイティフーズの市販用のうち千葉県で中毒が起きた「CO・OP 手作り餃子40個560g」を含む3商品は、日本生活協同組合連合会が製造委託し、「CO・OP」ブランドで販売していた。2007年度中にこれらの商品を仕入れたのは全国39の生協で、数量は合計63万9197袋。各生協では 店頭撤去と家庭からの回収を始めている。

またジェイティフーズと冷凍食品事業の統合を予定する同業大手の加ト吉も、問題のギョーザと同じ工場で製造された冷凍食品があったとして、ラーメンなど市販用2商品と業務用17商品の回収を始めた。加ト吉から該当する業務用商品を仕入れ、全国販売していたローソンも販売中止を発表した。

このほか江崎グリコは市販用レトルト1商品、味の素冷凍食品は市販用と業務用の冷凍食品、各1商品を回収する。さらに厚労省は、輸入業者の日協食品とワントレーディングも中国の天洋食品の製品を輸入していたことを確認し、2社に販売中止を要請した。

なお各社は、回収対象の商品をWebページで告知している。ジェイティフーズ加ト吉江崎グリコ味の素冷凍食品がそれぞれ品目の一覧を掲載したほか、日本生活協同組合連合会は告知ページで、該当する商品を仕入れた生協のリストを公開している。

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