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盛者必衰
They say a giant has to fall at some point.― ザック・ジョンソン

2007年11月29日 9時20分

フィル・ミケルソンは14年に及ぶ「無冠時代」の末、メジャー出場47試合目、マスターズ出場12試合目で、やっとメジャーチャンプになったが、今年のマスターズで優勝したザック・ジョンソンはメジャー出場12試合目、マスターズ出場わずか3試合目でグリーンジャケットを手に入れた。

ジョンソンはアメリカの“草の根ツアー”であるミニツアーや二軍のネイションワイドツアー時代から、その名を轟かせていたパットの名手。2003年のネイションワイドツアー賞金王となって翌年のPGAツアー出場権を獲得したときは「ついに、アイツがやって来る」と選手たちが身構えたほどだ。

だが、そんなジョンソンの経歴を事前に知っていたのは米メディアの中でも一部のみ。それゆえ、マスターズでのジョンソン勝利を報道した記事のトーンは2つに分かれた。ジョンソンを熟知していた記者は「勝つべき選手が勝った」とうたい、彼の名前すら聞いたこともなかった記者は「伏兵の勝利」と書いた。

大物の卵が順当に孵化して大物になったのか。それとも、小物がたまたま大物の真似事をしたのか。それは、さておき、最終ラウンド開始時点でジョンソン勝利を予想したメディアがほとんどいなかったことだけは確かだ。

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