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TBSの不二家報道、「証言の捏造はなかった」、BPOが認定

2007年8月7日 12時54分

東京放送(TBS)のテレビ番組「みのもんたの朝ズバッ!」が、不二家による賞味期限切れチョコレートの再利用を報じた際の問題点について、放送局で構成する放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会は8月6日に審理の結果をまとめ、見解を示した。同委員会は、TBSが不二家の内部告発者の証言を捏造(ねつぞう)したとの疑いを否定した。一方、取材や制作の体制、演出方法には問題があったとした。

放送倫理検証委員会では、TBSが同番組で取り上げた内部告発者は実在し、放送時点においては証言を信じるに足るそれなりの根拠があったと認めた。これはTBS側が編集、提出した取材テープや文字資料などをもとに検証、判断した。「この点についての放送倫理上の責任を問うことはできない」(同委員会)

一方、取材体制の不十分から、「出荷されたチョコレートが工場にもどる」という伝聞を事実のように伝え、10年以上前の出来事を最近のことのように表現し、「チョコレートと牛乳を混ぜ合わせた」などと正確さに欠ける断定をしたことは問題だと述べた。さらに司会者らの断定、断罪的言動によってこれらが誇張され、視聴者に不二家に対するいっそうの悪印象を与える効果をもたらしたとしている。また告発された不二家が反論なり反証を挙げられるような公正な制作体制が必要だったという。

TBSが後日放送した訂正/謝罪の番組については、視聴者に与えた誤解の多くを修正したと評価した。しかし訂正/謝罪まで3カ月近い期間がかかったことや、訂正/謝罪の主語や範囲があいまいだったことは問題だとしている。

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