スク・エニ、4―6月期経常益は2.1倍、携帯ゲーム機向けソフト好調
スクウェア・エニックスが7月30日に発表した2007年4―6月期の連結業績は、経常利益が前年同期比2.1倍の53億800万円となった。パッケージソフトを扱うゲーム事業で携帯ゲーム機向けの新作を複数発売し、既存タイトルの廉価版も販売好調だった。また旧タイトー・グループの業績を反映するAM等事業が不採算分野からの撤退などで黒字転換し、全体では減収ながら増益となった。
売上高は前年同期比9.3%減の337億4900万円だが、営業利益は同59.5%増の43億3500万円。純利益は同3.1倍の27億3900万円だった。
事業別にみると、ゲーム事業の売上高は同10.2%増の94億1600万円。営業利益は同6.7倍の24億4800万円。4―6月期に任天堂の「ニンテンドーDS」、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション・ポータブル」といった携帯ゲーム機に向け、スクウェア・エニックスの看板タイトルである「ファイナルファンタジー」の新作を投入し、合計100万本以上を販売した。廉価版は国内、海外ともに売れ行きが伸びた。
オンラインゲーム事業の売上高は同41.5%減の27億7800万円、営業利益は同18.0%減の16億4300万円。既存タイトル「ファイナルファンタジーXI」の売り上げは順調としているが、前年同期のような新シナリオ追加用DVDソフトの発売がなく伸び悩んだ。
AM等事業の売上高は、同9.8%減の168億8600万円、営業損益は4億300万円の黒字となった。前年同期は6億6300万円の赤字だった。アミューズメント施設の整理と人員の合理化を進めた。
このほかモバイル・コンテンツ事業の売上高は同31.1%増の18億200万円、営業利益は同32.4%減の2億8500万円の増収減益。出版事業の売上高は同18.2%減の22億2200万円、営業利益は21.3%減の7億1100万円の減収減益だった。
スクウェア・エニックスは同日、2007年9月中間期の連結業績予想を上方修正し、売上高を前年同期比8.0%増の300億円(従来予想は248億円)とした。経常利益は同12.8%減の65億円(従来予想は14億円)、純利益は同11.3%減の40億円(従来予想は9億円)を見込み、いずれも前年同期比では減益ながら、従来予想よりは改善した。なお、現在のところ通期の予想に変更はないとしている。
関連情報
・スクウェア・エニックスのWebサイト http://www.square-enix.com/jp/
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