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花岡信昭:「久間氏の辞任、小池氏の登場」で何かが変わる

2007年7月5日 15時10分

久間章生氏、66歳。この練達の政治家はいったいどうなってしまったのか。今回の失言「原爆、しょうがない」はさすがにその進退に直結、防衛相を辞任した。安倍首相が後任に起用したのは小池百合子首相補佐官(安全保障担当)、54歳。旧軍時代も含め日本の国防のトップに女性大臣が就任するのは初めてのことである。

「年金」問題で窮地に追い込まれたとされる安倍首相だが、この人事は大きな「サプライズ」となった。殺伐とした政治状況に「華」を感じさせるプラスイメージを生む。小池防衛相誕生で、参院選を軸とする政局攻防の行方に重大な「変化」をもたらす予感すら与えたのである。

久間氏は長崎県出身、東大法学部卒、農水省に入省したが6年ほどで郷里に戻り、長崎県議を3期9年務めて衆院へ転身した。当選9回。津島派の重鎮である。閣僚経験は2回の防衛庁長官(初代防衛相)だけだが、小泉政権時代に党総務会長を2年務め、その党内調整力には定評があった。郵政民営化法案に対し、全会一致を原則としてきた総務会で多数決によって採決するという離れ業も演じた。官僚出身だが、党人派といってもいい趣の政治家である。

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