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“自己保険”って、新しい金融サービスにならないだろうか?

2007年6月21日 16時36分

ついこの前の週末、車で買い物に出掛けたのだが、駐車場に入れるときにバンパーのところをガリッとやってしまった。

入り口が急角度で曲がっているうえに、発券機が取りにくい場所にある駐車場だった。シートベルトをしたまま窓から手を伸ばすと、ぎりぎりのところで駐車券に指が届かない。そこで駐車券を取ろうと、ちょっと車を前に出したのが失敗だった。ゲートを設置してあるコンクリートの土台で、バンパーを擦ってしまったのだ。自己責任である。

僕は運転中の接触事故というのは幸いにしてこれまで一度も起こしたことがないのだが、目的地に着いてほっとした気分で駐車するときにはよく車を擦る。細かいところで気を抜いてしまう自分の性格をよく表わしている現象だとつくづく思う。

だいたい2年に1回ぐらいは擦るだろうか。ちょうど2年前には、「ちょっとコンビニで牛乳を買って帰ろう」としたコンビニの駐車場でガリッ。4年前には「そういえば、クリアファイルが要るな」と思って100円ショップの駐車場でガリッ――そう考えると、毎回高い買い物である。

この“損した気持ち”が何とかならないか――というのが、今回の議論の出発点である。

仮に、2年間に200回の外出をしたという前提で計算すると、バンパーを擦ってしまった1事故について2万円の損失だから、1回の“つまらない外出”当たりの損失は、せいぜい100円程度にすぎないわけだ。たまたま起こしてしまった1回のガリッのために、くよくよと「損した、損した」と思わない方がいいに決まっている。

にもかかわらず、人間心理とは面白いもので、事故のない日はそれが当たり前のように思い、事故があったときはそれ単独で損得を考えてしまう……。そういうものである。

「そういうときのために、任意で加入できる車両保険があるのではないか」といわれるかもしれないが、実はこの15年程、僕は車両保険には入っていない。というのも、元が取れないからである。

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