このページの本文へ
ここから本文です

あたりまえのことをきちんとすることの「力」

2007年6月6日 15時20分

旭山動物園は、1996年以来の「行動展示」の導入が成功して、動物園では上野動物園に次ぐ2位の来場者数を達成して、このところ話題の動物園だ。2007年3月27日には、開園以来はじめての300万人を突破(2006年度)、2005年度のテーマパーク全体の入場者数でみると全国18位(綜合ユニコム「2007年レジャーランド・レクパーク総覧」より)。東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパン、東京タワー、鈴鹿サーキットなどと名前を連ねているのだから、大変なことだと思う。

最近では、ツアー商品の目玉として団体客が増えているという。北海道でも一番人気の知床と同じくらいの人気で、JTBの担当者は、「東京観光なしでもディズニーランドに行きたい、という感覚に近い」と表現している(朝日新聞、2006年6月26日)。

これほどの人気は、従来の「形態展示」から「行動展示」へと、展示の方法を変えた新しい試みが評価されているからだろう。ペンギンが間近を散歩したり、チンパンジーが頭上を綱渡りして遊んでいたりと、動物の自然な姿や能力が見られるのは、確かに感動するだろう。いつ行っても寝てばっかりのライオンや、ジオラマのはるか遠くで丸くうずくまっているだけのクマを見慣れた目には新鮮だし、わくわくする。

同園の小菅正夫園長は「動物が何をしたいのかを考え、その仕組みを作っている」(同上記事より)とコメントしているが、動物園がただ動物を見に行く場から、動物を観察し動物とともに過ごす場変わったのだと言える。

ここから下は、関連記事一覧などです。画面先頭に戻る ホームページへ戻る

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る