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見落とされがちな人畜共通感染症の「Q熱」
慢性疲労症候群と似た症状も

2007年6月5日 9時41分

家畜やペットなどから感染するQ熱が日本でも拡大しており、インフルエンザや慢性疲労症候群などに類似した症状が現れることから、見落とされているケースが多いのではないかと考えられています。

Q熱は1930年代にオーストラリアの畜産従事者の間で流行した原因不明の熱病(Query Fever)に由来する感染症で、その後、コクシエラ菌によって起こる人畜共通の感染症であることがわかりました。コクシエラは牛、羊などの家畜やイヌ、ネコなどのペットの尿、糞便などに存在し、汚染された環境中の粉塵やダニなどを吸入すると人に感染します。

コクシエラ菌はわずかな量でも感染・発病を起こす可能性のある感染力の強い病原体で、生物兵器としての研究が進められていたこともありました。最近では、オウム真理教が米軍の生物兵器攻撃でQ熱に感染したと騒ぎ、話題になりました。

Q熱は現在では世界各国に分布し、年々増加していることが確認されています。スペイン国立病院のデータでは、8年間の急性呼吸器疾患で病原体が確認された患者のうち約31%がQ熱で、決して珍しい感染症ではないことが報告されています。

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