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中国株“暴落”の次は?
見かけ以上に中国経済は強い。影響は他の市場に出る

2007年5月30日 9時41分

中国人は、「4」という数字を非常に不吉な数字と考えている。中国語で「死」の発音に似ているからだ。それから察するに、「4444」という数字は最悪だろう。

不吉な数字「4444」

では、上海A株指数が今週中に4444ポイントで引けるとしよう(5月23日の終値は4375ポイント)。A株は2006年初めから258%上昇しており、大いにあり得ることだ。果たして4444という不吉な数字は投資家を脅かし、株価バブルを崩壊させるだろうか?

それは間違いなく、5月18日に中国人民銀行が発表した一連の措置よりも大きな影響を及ぼすだろう。人民銀行はこの日、金利と銀行の預金準備率を引き上げるとともに、人民元のドルに対する1日の変動幅を0.3%から0.5%に広げる措置を発表した。

後者はおおむね、5月22日にワシントンで始まる第2回米中戦略経済対話に向けて打ち出された象徴的なジェスチャーだった。変動幅の拡大は元上昇の加速を意味しない。というのも人民元は以前の変動幅の上限に届いたことはなく、以前の変動幅の中でも相場は実際よりずっと高く上昇したからだ。

一方、人民銀行が貸出金利の引き上げ幅以上に預金金利を引き上げたこと(例えば5年物の定期預金の金利は0.54ポイントの引き上げで、5年の貸出金利の引き上げはわずか0.09ポイントだった)は、その目的が実体経済を引き締めることではなく、預金から株式への資金移動を防ぐことによる株式市場の冷却であることを明確に示した。

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