セカンドライフ、日本も乱舞
東京タワー開業、電通は最大級都市建設へ
米リンデンラボが運営し、世界で600万人近い“住人”がコミュニケーションやカネ儲けに興じる仮想空間のセカンドライフ。夏頃にも始まる日本向けの正式サービスをにらみ、国内企業が大規模な仮想都市の建設に着手していることが明らかになった。
欧米からの利用者が多いセカンドライフ。これまでトヨタ自動車や日産自動車などの日本企業がセカンドライフに参入してきたが、ほとんどが米国法人による米国向けの取り組みだった。
ただ、実は専用ソフトは既に日本語化されており、他人との会話も日本語で楽しめる。数万人程度と見られる日本の利用者は徐々に増え、日本人街と呼ばれるコミュニティーも形成されつつある。こうした状況を受け、仮想空間を新たな広告宣伝に活用しようとする日本企業が続々と出てきたのだ。
「分身」でアイドルとデート
記者は5月14日午後、自分の分身であるアバターを通じて仮想世界の中で取材した。広報担当と待ち合わせをしたのは「dejima」というセカンドライフの島。建設中のため一般人は入島不可だが、特別に入れてもらう。出迎えてくれたのは、銀髪に黒い革パンツといういでたちのアバターだ。
「初めまして。よろしくお願いいたします。早速ご案内します」
挨拶もそこそこに、彼が案内してくれた先にそびえ立つもの。それは、骨組みの形状から色まで本物そっくりの「東京タワー」だった。
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