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森永卓郎:株とは一味違う金投資のおもしろさと注意点

2007年4月24日 8時30分

3月18日、岐阜県高山市にある観光施設に3人組の強盗が押し入り、展示されていた重さ100キロの金塊を奪って逃走した。

白昼堂々押し入って金塊を持ち去るという大胆な手口には驚いた。しかも、金の比重は19.3と非常に大きいから、100キロといっても一辺が20センチ四方に収まってしまう。小さくて重いから持ちにくいだろう。いくら3人がかりとはいえ、短い時間のうちに持ち去るというのは、相当計画的な犯行であり訓練された犯人であることは間違いない。

だが、この事件でわたしが驚いたことはもう一つある。それは、金塊の価格の変動である。

当初、金塊は2億円相当と報じられたが、それは1989年に製作・展示された当時の評価である。盗難直後の3月20日の金小売価格は1グラム当たり2636円だったから、金塊の時価は2億6360万円ということになる。

その後さらに金の価格は上昇し、4月20日現在で2781円だから、1カ月の間に100キロの金塊の価格は1450万円も上がったことになる。

この低金利時代に、驚くほどの価格上昇である。「銀行に預けても金利はつかないし、株を買うのはちょっと恐い。じゃあ、金に投資をしてみようか」と思う人もいるに違いない。はたして、本当に金投資は有利なのだろうか。

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