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PASMOがスタート、「IC決済」拡大が止まらない

2007年3月22日 10時30分

3月18日、関東近郊の私鉄・地下鉄・バス会社が共通IC乗車券「PASMO」のサービスを開始し、同時に電子マネーサービスの展開も始まった。これまでJR東日本の「Suica」だけではカバーできていなかった、首都圏の私鉄沿線まで交通系電子マネー加盟店が拡大していくため、非接触IC電子マネー市場の拡大に大きく寄与すると見込まれる。

PASMOやSuicaだけでなく、「Edy」「iD」など、主として3000円程度以下の決済で利用することを想定した、非接触ICカードを用いた新しい決済手段が注目されている。これらの決済手段については、まだ厳密な定義や区分は存在せず、「電子マネー」「仮想マネー」「モバイルクレジット決済」「おサイフケータイ決済」など様々な呼称が存在している。ここでは、「Edy」「Suica」のようなプリペイド方式で非接触ICを採用した決済方式を「非接触IC電子マネー決済」、「iD」「QUICPay」「Smartplus」「PiTaPa」に代表されるような、ポストペイ方式で非接触ICを利用する決済手段を「非接触ICポストペイ決済」とし、両者を併せて「非接触IC決済」と呼ぶことにする。

野村総合研究所(NRI)では、2006年に1800億円規模であった非接触IC決済市場が、5年後の2011年には2.8兆円まで成長すると予測している。特に2007年は、以下に述べる通り、今後の市場を占ううえで非常に重要であると同時に、加盟店各社がその活用の方法を検討するうえでも非常に重要な年になると考えている。

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