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あえて国税庁に言いたい、「e-Tax」の使い勝手向上を望む

2007年3月1日 9時50分

今年もまた確定申告の時期が来た。執筆や大学での講義など自分の会社以外からの収入がある私は所得税の確定申告が必要で、毎年この時期になると憂鬱になる。

実は昨年からこの憂鬱を解決すべく「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」の利用にチャレンジしてきた。国税庁のキャンペーンで、とても簡単に確定申告ができると宣伝していたし、IT(技術革新)業界に深く関わっている私としては、当然これくらいはできるだろうと思っていたからだ。昨年は利用率がせいぜい0.5%程度しかなかったことは、もちろん知っている。だからこそ、業界人として先乗りしたかったのだ。

しかし、昨年は大失敗だった。e-Tax利用を申請してソフトを入手したまではよかったのだが、あまりの忙しさに2月が過ぎてしまい、3月になって初めて届いたCD-ROMを開封した。説明をよく読むと、利用する前に初期暗証番号を変更する必要があり、その期限は2月○×日だった。気がついた時は既に3月。いくら変更処理を試みても、受け付けてくれない。結局、国税庁のホームページの「確定申告書等作成コーナー」で書類を作成し、自宅で印刷して、源泉徴収票などの必要書類を糊付けして税務署に届けた。

所得税の確定申告に必要なのはどの書類?

今年の2月も例年にない忙しさなのだが、去年の失敗を踏まえて早めにe-Taxソフトを起動してみた。ちょうどバレンタインデーだ。しかし、今年は初期暗証番号の変更期限が「1月末まで」となっているではないか。こんな大事なことは、もっと大々的に宣伝してもらいたいものだ。確かに送られた資料の中に小さく書いてあるのだが、いやいや確定申告をしている大半の国民が、事前に十分な時間をかけて準備しているとは思えない。

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