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アニメ輸出市場は浮上するか~テレビ東京アニメ事業部長・岩田圭介氏

2007年2月14日 10時21分

――では、海外の状況についてお聞きしたいのですが。

「NARUTO」「ポケモン」「遊戯王」もそうですけれども、1つのタイトルで言うと、経験上のものですが海外でマーケットが成熟してくるまでに、だいたい4年から5年はかかるんですね。そして、全世界をひと回りするのには、7~8年。それ以降は、そのパフォーマンスがいつまで続くかという問題になります。

――そういう意味では、この3作は今うまく続いていますよね。

世界市場で見ると、「ポケモン」は落ち着いている感じです。残されたエリアで言うと中国マーケットですね。

一方、「NARUTO」と「遊戯王」は、視聴ターゲットがかなり近いんですね。現状では、「遊戯王」の人気が一時期ほどではなくなり、そのマーケットを全部「NARUTO」が吸収しています。

世界のアニメ市場というパイで言うと、パイの大きさはこれまでと全く同じなんです。つまり、その中でパイの切り方は変わっているけど、そのパイがほかに食べられているわけではなく、「ポケモン」「遊戯王」「NARUTO」というパイを、テレビ東京が維持しているという感じです。テレビ東京が食べているパイの量は変わっていないんです。

今後は、そのマーケットに「BLEACH(ブリーチ)」を投入していきます。これについてはハイターゲット(ハイティーン)向けに北米から展開を始めています。過去の作品では「エヴァンゲリオン」に似た形で、マニア層のところでいいビジネスが展開し始めています。

北米の場合は、「ポケモン」を除くと、高年齢から下の層に下りてくるという傾向があります。「NARUTO」も現在ではアメリカの子供たちに大人気のキャラクターですけど、以前は、本当にアメリカの“オタク”からスタートしているんです。

日本では逆ですよね。国内では、子供向けのものがまずあって、ビデオゲームなどで年齢を徐々に高めに設定して、展開していきますからね。

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