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なぜ製薬会社がブラジルのアマゾンに着目しているのか

2007年1月29日 10時32分

南米の大国ブラジルには、世界最大の熱帯雨林として有名なアマゾンがあります(ブラジルの国土面積の4割)。アマゾンの奥地に広がるのは、原始的なジャングルの世界ですが、意外なことに、最先端の科学がこのアマゾン一帯に熱い視線を注いでいます。

最先端の科学とはバイオテクノロジーのことで、注目されているのはアマゾンの密林に生息する膨大な数の動植物群です。アマゾンの密林には、魚や鳥、昆虫、植物、微生物など私たちの想像を絶する種類の生物が生息しており、魚だけでも2000種類以上が知られています。アマゾン全体では20万種以上の生物がいると言われますが、いまだに発見されていない新種の未確認生物も膨大な数に上ると考えられます。

先住民俗の知恵に着目

ところで、アマゾン河流域には、数千年も前からひっそりと生活をするインディオと呼ばれる先住民族がいます。先住民族はブラジル全体で35万人程度と推定されています。そして、先住民族の長老たちは、ブラジルが植民地になるずっと前の時代から先祖代々受け継がれてきた土着の医療法を知っています。それらの医療法の中には、密林の生物が持つ様々なバイオの力がふんだんに利用されているのです。

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