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ウサギはなぜ嘘を許せないのか?(2)

2006年12月21日 14時58分

前回に引き続き、『ウサギはなぜ嘘を許せないのか?』の日本版監修、山田真哉氏にお話を伺います。。今回は、コンプライアンスからみた企業会計について語ってくれました。

ところで、会計の世界はコンプライアンス違反はあるんでしょうか。

山田: 明らかな嘘はなくても、ちょっとした嘘はあります。例えば、「売り上げ」ではよくあります。目の前で商品とお金を交換するのではあればいいんですが、そうでない場合が問題です。工場から出たときを売り上げにするのか、それとも、お客の手元に届いたときを売り上げにするのか。タイミングによって、売り上げが違ってくるのです。年度末であれば、タイミングによって、利益が変わってしまいます。

また、本当に売り上げかどうかという問題もあります。例えば、孫がおじいちゃんに、肩たたきをしたとします。その報酬として、1000円もらいました。労働の対価としては、たかが10分で1000円は巨額ですね。これは贈与とみなすべきかもしれません。いや、半分売り上げで半分贈与かもしれません。売り上げと贈与とでは、決算書も税金も異なってきます。

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