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転ばぬ先の杖!「データのバックアップ」

2006年12月7日 15時10分

パソコンをそれなり長期間使ってきた人なら、HDD(ハードディスク)のクラッシュを体験したことがある人は少なくないだろう。HDDがクラッシュしてしまえば、当然そのディスクに入っているデータも失ってしまう。データを失って、初めてデータのバックアップの重要性に気づいても、もう手遅れだ。あとはがんばってデータ復旧に賭けるしかない。

バックアップには大きく分けて2種類ある。ひとつはいざというときに迅速にシステムを回復し、業務や日常使うアプリケーションを復旧する「システムバックアップ」。もうひとつは、自分しか持っていない貴重なデータをバックアップしておく「データバックアップ」だ。

もしバックアップを取っていなかった場合でも、システムなら手間さえ掛ければ、たいていの場合は復旧可能だろう。もちろんOSのインストールに始まり、アプリケーションのインストールや、さまざまな設定など、やらなければいけないことはたくさんあるが、時間さえ掛ければ、ほぼ元通りに近い状態には戻せるはずだ。

問題なのはデータだ。自分で長時間かけて作成したアプリケーションのデータや、送受信したメールの履歴、最近だとデジタルカメラの画像データやオンラインで購入した音楽データなどもあるだろう。これらは、どんなに時間を掛けても、オリジナルデータがバックアップされていない限り、完全な復旧は不可能。つまり、システムは時間さえ掛ければ復旧できても、データはバックアップがない限り事実上の復旧は不可能ということになる。

ある程度時間が経てばそれほど増えなくなるシステムに比べ、データは日常的に更新し、増えていく。時間さえ掛ければ復旧できるシステムとは異なり、二度と手に入れられないデータや、自分で手間暇かけて作ったデータだからこそ、しっかりバックアップはしておきたい。

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