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北朝鮮:「体制崩壊」も視野に包囲網

2006年10月23日 9時57分

核実験を受け、北朝鮮に対する世界の経済制裁が一気に動く。北朝鮮の体制崩壊シナリオを視野に入れる関係者も少なくない。安倍外交にとって、1つのミスも許されない神経戦が始まった。

「あったとしても、今、そんなこと言えるわけないでしょう」

経済制裁の追加策など日本の「次の一手」を問いかけると、政府関係者は語気を強めた。

北朝鮮が核実験の実施を発表したことを受け、政府は13日の閣議で同国からの輸入の全面禁止を決定。2日後には、国連安全保障理事会が制裁決議を全会一致で採択し、大型兵器、核・ミサイル関連物資、贅沢品の移転阻止などが決まった。核・ミサイル関連の海外資産凍結など資金面でも国際社会が北朝鮮包囲網を築く構図だ。

それでも、北朝鮮が核を手放さない場合、次なる制裁をいつどんな手段で打ち出すのか。周到に事を運ばなければ、北朝鮮が「暴走」する恐れもある。それゆえ政府も慎重だ。 安倍晋三政権は外交強化を標榜するだけに、1つのミスも許されない事情を抱える。政府を挙げて“シミュレーション”に取り組めば、それ自体が北朝鮮を刺激するメッセージにもなりかねない。当面は防衛、警察、海上保安、財務、経済産業、農林水産など経済制裁の実務に携わる各省庁の連携による“分科会”といえる。

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