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いよいよ中間決算シーズン、暗雲も漂うが…

2006年10月11日 11時6分

いよいよ中間決算の発表シーズンである。東京証券取引所がHPに発表予定日(各企業の自己申告。全銘柄ではない)を掲載し始めたから、興味と関心のある方はごらんください。今週は小松ウォール(11日)、ホギメディカル(12日)。来週になってHOYA、日立ツール、オービック、リコーリース、NBC(各19日)、東京製鐵、KDDI、京都きもの友禅(各20日)、信越化学、花王、紀文フード、総合メディカル、KOA(各23日)と、先行発表の常連グループが一斉に東証にやってくる。

3カ月前の第一四半期の概況発表では、多くの企業が足元の好調ぶりを確認したものの、業績見通しの上方修正に踏み切る企業が少なく、"お預け"の形のまま。それが、今回の中間決算ではさすがに上方修正に進む企業が増えるだろうとの期待が株価を支えている。実際、この連休中にも日経新聞が信越化学について「07年3月期の連結営業利益がこれまでの予想を260億円上回り、前期比30%増益となる見通し」との観測記事を報じ、株価を連休前に比べて130円高、最高値更新へと押し上げていた。

例年、この信越化学が中間決算を発表する10月第4週あたりから、がぜん発表会社が増えてくる。第一四半期の進捗率(中間期、通期予想に対する第一四半期実績の割合)などから計算して「上方修正必至」とみられる銘柄はかなりきついマークのなかに置かれているはず。その代表銘柄である信越化学がこの日、決算発表の予行演習というべき事前の上方修正観測によって、予想通りに値上がりしたことから、同じ連想がマーク付きの銘柄に広がるかと思われたが、意外に市場はクールだった。

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