定点観測

Yahoo! JAPANのページビュー

【2007年1月】
計測方法を変更、1月は前月比4.8%増

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2007/2/16

ヤフーは、毎月開示しているポータル・サイト「Yahoo! JAPAN」のアクセス数の計測方法を変更した。従来はWebサーバーからの配信数を計測する方式だったのを、ブラウザでの表示回数を計測するように切り替えた。米IAB(Interactive Advertising Bureau)が提唱するCSC(クライアント・サイド・カウンティング)方式に基づいて測定する。インターネット広告の掲載結果の測定については既に2006年10月からCSCを採用していた(同社の発表内容はこちら)。これをページビューの測定にも用いるようにした。

アクセス数の計測方法の見直しは、2007年1月分から適用するもの。発表済みの過去のデータの見直しはしていない。ただし、2007年1月のデータの発表に伴い、参考資料として、前月の2006年12月のデータについて、CSCに基づく新方式で計算した値を公表している。二つの計測方法によってどの程度違いが見られるのかを表1にまとめた。

表1●計測方法の違いによるYahoo!JAPANの月間総ページビュー(PV)の“変化”(2006年12月)
表1●計測方法の違いによるYahoo!JAPANの月間総ページビュー(PV)の“変化”(2006年12月)

計測方法が変わったことによってヤフーは、ロボット(クローラ)からのアクセスを除外して計算することになるため、その分新方式の方が従来の方法よりも数値が少なくなるとしている。一方で、新方式では、キャッシュへのアクセスもカウントするので、従来の方法よりも値が増加する要因になるという。このように増減両面の影響がある中、2006年12月のデータに関しては、旧方式に比べて新方式のページビューは11.8%多くなった。ロボット排除による減少分をキャッシュ読み込みによる増加分が上回ったことになる。なお、新方式ベースで2007年1月のページビューを前月と比べると、4.8%増加した。

表2●Yahoo! JAPANの月間総ページビューの推移
表2●Yahoo!Japanの月間総ページビュー数の推移

※ヤフーは2007年1月から、サーバーからの配信回数を計測する従来の方式に代えて、ブラウザでの表示回数を計測する手法に基づきページビューを開示するようになった。これに伴い、表中の2006年12月までの値は旧方式、2007年1月以降は新方式での値となっているため、単純な比較はできない

図1●Yahoo!Japanの月間総ページビューの推移
図1●Yahoo!Japanの月間アクセス数の推移

*注:値は各年の12月のデータ。ヤフーのデータ開示方法変更に伴い、2006年12月までは旧方式、2006年12月以降は新方式の値を表記

【編集部注】当初、ヤフーは発表資料の中で、旧方式の値を「ページビュー」、新方式を「インプレッション」と表記していた。しかし、その後、どちらも「ページビュー」の表記に統一するように改めた。「インプレッションは広告の表示回数で使われる言葉なので、ふさわしくないと判断し、従来通りページビューという表現に戻した」(同社広報)としている。本文中の表記は、掲載時には「ページビュー」と「インプレッション」としていたが、ヤフーの変更に伴い、「ページビュー」の表記に統一した。なお、数値は発表時と変わっていない。(2007/3/20)


■参考データ
ヤフーの月次公開資料(下記URL)をもとに作成。初期のデータに関しては、当時の報道発表資料などの公開情報から作成。
http://ir.yahoo.co.jp/jp/monthly/
http://ir.yahoo.co.jp/jp/company/pvtrans.html
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