Webマーケティングの近未来

ゲーム内広告の今(7)

「Second Life」の実情やいかに
進み始める日本企業の活用

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2007/5/30
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織田 浩一

近々、日本語ベータ版が出てくるのでは、ということでがぜん盛り上がってきた「Second Life」(セカンドライフ)。Webの3次元化を推し進めるプラットフォームとなるのだろうか。

改めてSecond Lifeとは?

Second Lifeについては、すでにこのコラムの第6回の「Virtual Worlds 2007」でも取り上げたので、あまり必要がないかも知れないが、間違いのないように簡単に解説しよう。確かに「セカンドライフ」というと、読者の一部には「退職後の人生」のように聞こえるかもしれない。第二の人生が持てるというところは同じかもしれないが、Second Lifeはそれを退職まで待たず、3次元の仮想世界で持つというものだ。

1999年設立のLinden Labは、2003年6月に3次元仮想コミュニティとなるSecond Lifeを一般公開した。登録会員であるレジテンツ(住居人の意味)が、Second Life内で作成する自分のキャラクター(3次元アバター)を持ち、Second Life内の様々なところに行ったり、音楽演奏をしたり、ほかのレジデンツとチャットなど行ったり、現実と同じような行動が可能である。建物や服、靴、車など様々なデジタルグッズをレジデンツが制作し、互いに販売し合っている。

Second Life内で売買に使われる通貨は「Lindenドル」(リンデンドル)というもので、実際の米ドルとリンデンドルの売買(為替交換)が行われている。その際の為替変動は、Second Lifeのサイトでチェックできる。

ベーシックの入会費は無料だが、Second Life内に土地を所有して建物を建てたりしたい場合は、プレミアムメンバーになる必要がある。プレミアムメンバー費は月額9.95ドルである。その会員には、入会時のボーナスとして1000リンデンドル、週給として300リンデンドルが配給される。

Linden Labは、広告費や広告主からのスポンサー料などは一切取っておらず、プレミアムメンバー費と、土地にかかる税金のようなもの、そして為替交換の手数料で収益を得ている。登録者数は、今年の5月初旬時点で600万人を越えた。しかし、こうした登録者数とLinden Labが公開する過去60日にログインした人数(5月初旬で156万)との間に大きな乖離(かいり)があったり、同時にログインしている人数が数万人程度であることなどもあり、この登録者数を指標とすることが正しいのかといった議論は、これまでも様々なブログなどで取り上げられている。

next: 登録3カ月後にログインしている人は約10%

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