実践 ブログ・マーケティング

広告メディアとしての活用(2)

日米の違いと広告費の行方

コメント
2007/1/25
2ページへ次のページへ

関 信浩=シックス・アパート

2005年ころから、商品名やキーワードを検索サイトの検索ボックスに入力させてプロモーション用のWebサイトに誘導したり、CMの続きのムービーをWebサイトで見せたりするタイプのテレビCMが増えました。

それらが成功しているかどうかは別として、CMを見てCM自体や商品についてもっと知りたいと思った人がインターネットの検索エンジンで商品名を検索し、Webサイトにアクセスする行動は、いまでは当たり前になりました。

資生堂「TSUBAKI」の成功の手応えはWebサイトから

2006年に大ヒットした商品に、資生堂の女性用ヘアケア・ブランド「TSUBAKI」があります。同社がこの広告キャンペーンの成功の手応えをつかんだのは、Webサイトへのアクセス数からだったと聞いています。

TSUBAKIのテレビCMは、Webに誘導する仕掛けがあったわけではありません。しかし、多くの視聴者がこのCMから刺激を受け、さらに情報を得るためにインターネットにアクセスしたのです。

これは、いまのテレビCMとインターネットの関係を示す一例と言えるでしょう。企業の側はWebサイトをテレビCMの情報を補完するために用いることができるだけでなく、キャンペーンの成功度合いを測る指標としても利用できるのです。企業は、サイトを見に来ている人が商品を買っているという、漠然とした手応えを得ているのかもしれません。

昨年、『テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0』(翔泳社)という本が翻訳出版され話題になりました。従来のテレビCM、マス広告が力を失いつつあることを、現状のデータを交えて検証するという内容です。

米国ではテレビCMの限界を感じ取り、インターネットに一部シフトせざるを得ない状況が訪れています。米国はケーブルテレビの普及率が高く、CMのあまり入らない有料放送も普及しています。チャンネル数も膨大なため、3大テレビ・ネットワークといってもそれほど力を持っているわけではありません。例えば一角であるABCは、10年以上も前にディズニーに買収されました。

next: テレビの広告費を抜く日はいつか?

2ページへ次のページへ

あなたのご意見をお聞かせください

お知らせ このサイトは移転しました。最新情報はNETMarketing Onlineで提供中!
日経BPからのおしらせ
  • 新サイトへの移行のお知らせ
    「NETMarketing Online」がスタート!

    この「NETMarketing」サイトは、新たに「NETMarketing Online」として再スタートしました。新しいサイトはこちらになります。 10月25日創刊の専門誌「日経ネットマーケティング」の読者限定サイト「NETMarketing Premium」も開設。今後の情報提供は新サイトで行っていきます。引き続きご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
  • ネットとケータイで“売れる”仕組みを作る
    月刊専門誌「日経ネットマーケティング」
    10月25日 創刊!

    創刊記念 特別キャンペーン実施中!

    日経BP社は、企業の販売・営業、広告・宣伝を担う方々を対象にした月刊専門誌「日経ネットマーケティング」を10月25日に創刊します。実務に役立つ情報をWebサイトや年2回の「NET Marketing Forum」などと連携してご提供。ご購読は、上記ページからお申し込みください。

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る