事例リポート

第7回カカクコム

映像コンテンツで購買機会を拡大
クチコミを自社テレビ番組で検証

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2006/10/31
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注目ポイント
・購買機会の拡大を狙い、ワンセグを視野にテレビ放映
・商品・サービスの人気度などをわかりやすい映像で紹介
・売れ筋ランキングの紹介にとどまらない映像作りに活路

「売れ筋のものやクチコミで人気のある商品・サービスにはそれなりの理由があるはず。テキストや静止画だけでは表現できない商品・サービスのリアリティを伝えるために映像コンテンツの活用を考えた」。価格比較サイト「価格.com」を運営するカカクコムの取締役 ・事業開発部長の井上 英樹氏は、映像への取り組みの理由をこう話す。

カカクコムでは2006年4月3日に、東京メトロポリタンテレビジョン(東京MXTV)で情報発信番組「kakaku.com TV」の放映を開始。月曜日から金曜日までの毎日午後9時55分から約5分間、同社が運営する価格比較・購買支援サイト「価格.com」のデータをもとにした売れ筋情報、利用者の評価、それらを実際に検証する番組などを放映している。構成ジャンルは月曜日が「PC&デジタル」、火曜日が「グルメ・おとりよせ」、水曜日が「自動車・バイク」、木曜日が「グルメ・レストラン」、金曜日が「AV・家電」。4月24日からはテレビ番組と同名のWebサイト「kakaku.com TV」上で、テレビ番組の無料ストリーミング配信も開始した(写真1)。

写真1●東京MXTVで放映した情報番組を無料でストリーミング配信する「kakaku.com TV」
写真1●東京MXTVで放映した情報番組を無料でストリーミング配信する「kakaku.com TV」

商品の購買機会を増やすために映像に進出

Webサイトには東京MXTVでの放映翌日にコンテンツをアップする。「例えば、月曜日に放映した『PC&デジタル』の番組であれば、火曜日には視聴できる。アーカイブで過去の放映分も視聴可能にした」(井上取締役)。東京MXTVは東京都とその周辺地域を対象とするローカル放送局。Webでの配信は東京MXTVを視聴できない地域の人や、番組を見逃してしまった人向けの補間サービスに位置づけている。

井上取締役は「東京MXTVでの番組放送を開始した最大の理由は、ワンセグ放送でのデータ連動サービスをにらんでのこと」と明かす。携帯電話などの携帯型端末を使って、移動しながらでも無料でテレビ放送が見られるワンセグ放送が普及すれば、視聴者はデータ連動サービスを利用して、番組を見ながらその場で商品を購入できる。「商品の購買機会を拡大する上で有効なツールと考えた」(井上取締役)。

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