第2回大和証券グループ本社
ネット映像の先行企業が体感 動画視聴スタイルは“テレビ的”
注目ポイント
・映像配信は予想以上にテレビ的な視聴スタイル
・特に大量の退職者が出る団塊世代で、その傾向が顕著
・番組制作には社内の人材をフル活用
「同じ映像でもテレビとインターネットは全く別物、というのが一般的な理解。だが、実際にネット映像を配信する立場からは、ユーザーは予想以上にテレビ的に見ているというのが実感だ」。大和証券グループ本社の広報部 上席次長 広告宣伝課長の山方理志氏は語る。
実は同社はインターネットの映像配信においては、証券業のみならず全業界で見ても先進企業という評価が高い。そもそも、証券業は一種の情報産業。情報を多角的に分析して、いかに分かりやすく顧客である投資家に提供できるかが差異化の大きなポイントだ。そんな情報提供に映像をフル活用しているのだ。
特に最近はオンライン取引の普及などにより、個人による株式投資が増えた。山方氏は「投資家向けの情報提供手段として、映像という分かりやすいコンテンツはもはや不可欠なツールとなっている」と語る。
有料のサイトも取引ポイントで無料視聴が可能
同社では、2000年4月に証券情報の映像総合サイト「ダイワインターネットTV」を立ち上げ、ストリーミングによるマーケット情報、アナリストレポート、証券基礎講座などの情報提供サービスを開始した(写真1)。無料で誰でも視聴でき、「ビギナーにも分かりやすい番組が豊富にそろっているのが特徴」(山方氏)だ。
さらに2005年7月からは「ダイワインターネットTV Plus」をオープン(写真2)。マーケット情報のライブ配信、アナリストやストラテジストが解説する国内投資情報、上場企業の経営方針や事業戦略など生の声を聞くことができる「社長インタビュー」などの情報提供を行っている。こちらは月額5250円の有料サービスだが、オンライントレードの取引額に応じて発生するポイントを使えば、月額料金はかからない仕組みにしてある。

証券に関する普及・啓発を目的としており、誰でも自由に視聴可能。動画ストリームは350kビット/秒。
[主なコンテンツ]
・証券基礎講座
・マーケット情報(オンデマンド配信)
・アナリストレポート(毎月5本程度)

証券に関する普及・啓発に加え、顧客向けサービスの向上を目的としたプレミア版。動画ストリームは750kビット/秒。
※有料版は月額5250円だが、ダイワのオンライントレードに加入し、一定の条件を満たすと無料になる。
[主なコンテンツ]
・マーケット情報(ライブ配信)
・アナリストレポート(毎月25本+デイリーアナリスト速報)
・映像検索機能の強化(銘柄やトピック別のインデックス再生)
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