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ソーシャルネットワーク大統領選挙戦(9)(2005/08/09 織田 浩一=デジタルメディアストラテジーズ社代表)
大統領選を自らのマーケティングに利用した企業は?今までは、民主党、共和党陣営、またはそれをサポートするノンプロフィット団体やブロガーなどによる、ブログ、ソーシャルネット・キャンペーンなどについて解説してきた。今回は、少し視点を変えて、大統領選挙を利用するマーケティングにはどんなものがあったかを考えて見たいと思う。 アメリカのゴールドラッシュの時に成功したのは、金鉱を掘り当てた人たちではなく、金鉱を掘り当てた人たちにもそうでない人たちにも、道具などを売りつけた人たちである、という話はビジネスで成功する秘訣として有名である。ジーンズのLevi'sなどもこの時期に大きく成長したといわれているし、ベンチャーキャピタルの人たちと話をしていても市場戦略を考えるときによく言われる話である。 大統領選挙でのブログなどによる各陣営の戦いの中で、このような役割を果たしながら、ブログへの認知や興味が上がるにつれてうまく自らのサービスのプロモーションを行ってきたのが、ブログ検索・分析サービスの各社だ。 ブログ検索・分析サービスとは、1000万以上ものブログを逐一トラッキングし、その中に出てくるキーワードや、ブログ同士のリンク、トラックバックなどを時系列で調べることで、特定のキーワードがどのようにブログ界で増えたり減ったりしているか、また、各ブログのほかのブログへの影響力、ひいては読者への影響力までも知ることができるサービスである。ここでは、そのようなサービスを提供する会社としてIntelliseek、BuzzMetircs、Technoratiを取り上げるが、この他にも米国にはいくつかのサービスが存在する。 前回のこのコラムでIntelliseekの無料ブログ検索サービスBlogPulseを使ったCampaign Radar 2004が、DrudgeReport、DailyKos、Instapunditなどの政治ブログ界での影響力を一般のメディアサイトと比較していることをお見せした。当然のことながらこのような情報はブログの影響力を証明したいブログ界にはもってこいの情報だ。また、Intelliseekでは、Swift Boater Veterans for Truthが民主党ケリー候補を攻撃する内容がブログ界で拡がって行き、それがマスメディアに取り上げられる様子を見せている。 [全文]
織田(おりた)浩一
デジタルメディアストラテジーズ社代表、アドイノベーター編集長。米シアトルを拠点とし、欧米の新広告手法・メディアテクノロジー・IT調査・コンサルティングサービス、記事執筆、講演を行っている。コメント、質問はemail@adinnovator.comへ。ブログは、http://www.adinnovator.com/。
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